さて、ほむらさんです。
 終盤の展開のあまりの鮮やかさもあるでしょうが、見終わった時点では、俺、このまどマギって作品が「ほむらさん、その愛と生」みたいなものにしか見えなくなってました。今回の感想は、俺にしては珍しく俯瞰視点で書いてる部分が多いですし、実際そういうふうに見てたんですけど、ほむらについてだけは素で魂持ってかれそうになった。つーかデアボリカの昔から、ずーっと待ってるとか永遠に繰り返すとか、そういうの弱いんですよ……。
 もう、ループ繰り返すたびにどんどん視野狭窄になってくじゃないですか。その「まどかの幸福以外見えない」感じがたまんねえ。
 pixivで二次創作あさってたときもやっぱりそういう作品はけっこうあったんですけど、ループ中何度も「このままずっとまどかと一緒に楽しい生活したいなー」って思ったことあったと思うんですよ。そこらへんを詳細に想像しつつ、まどかを見るときのほむらの内面を想像するとねー、これ死にますね。究極の片想いっすね。そんでその相手は属性としては「だれからも愛される」「みんなを愛する」まどかじゃないですか。この構図がもう、大好き。あのラストですよね、まどかがなんか超越者みたいになっちゃって。あの状況でまどかと一緒にいられたっていうのは、ほむらにとって片想いの成就以外のなにものでもない。ラストに大した不満がないのはそのせいもあります。俺にとってこの作品が、まどかとほむらの大河ラブロマンスになっちゃった一瞬です。
 考えてみると、構造的にはのど咲なんかと似てます。だれ推しみたいな話になると、俺はまどかなんですけども、まあおんなじですね。素直な女の子がまんなかにいて、その女の子を好きでたまらない鬱屈した女の子がいる、と。うへへ、たまりません。
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